› 資格license › 理系女子は要チェック・女性科学者を支援す
2009年03月23日
理系女子は要チェック・女性科学者を支援す
http://pianoinfo.net/
理系女子は要チェック・女性科学者を支援するロレアルと資生堂の取り組み。
少し前に、世界最大の化粧品企業グループ・ロレアルさんが主催す
世界レベルで科学の発展に寄与した女性科学者を表彰する賞に、
日本人女性科学者が受賞したという記事がありました。
・「ロレアル―ユネスコ女性科学賞を受賞する小林昭子さん
」-YOMIURI ONLINE(読売新聞)
5大陸からそれぞれ1人を選ぶ国際的な賞。英国やブラジルの科学者らとともに栄誉に浴し、3月、パリで授賞式に臨む。
55歳で東大理学部初の女性教授に。「あきらめず、細々とでも続けることで、働く女性のハンデを克服してきました」。後進に贈る言葉に実感がこもる。徹夜で実験する同僚を横目に、育児のため午後6時には家路についた。助手生活は21年。「科学は男女に隔てなく開かれているけど、女性は仕事を発展させる環境に恵まれない」と話す。
不遇の時代を支えたのは、同じ化学者で「僕らは同盟軍」と言う夫の速男さん(67)。300本以上の共著論文を書き、予算獲得の苦労を分かち合った。食事中も研究の話ばかりで、一人娘がさみしがったこともある。
現在は日大に夫婦共同の研究室を構える。
・「世界の女性科学者の地位向上を目指す、ロレアルの社会貢献活動 2009年度「ロレアルーユネスコ女性科学賞」受賞者5名発表 日本人化学者 小林 昭子氏が受賞!
」-ロレアル プレスリリース(リンクはロレアルサイトトップページ)
・「小林昭子名誉教授のロレアル-ユネスコ女性科学賞受賞
」-東京大学 大学院理学系研究科・理学部
・「[2009年度「ロレアル-ユネスコ女性科学賞」受賞について
」-日本大学文理学部
現職の日大より、元職場で名誉職の東大の方が記事の扱いが大きく内容が多いですね。
この賞は、ロレアルさんが世界的に展開している女性研究者支援活動ですが、
国内でも化粧品企業による女性研究者支援活動があります。
世界最大の化粧品企業・ロレアルさんと、日本最大の化粧品企業・資生堂さんによるもので、
どちらも、科学技術振興機構の男女共同参画関連情報にも掲載されている活動です。
・「男女共同参画関連情報 その他
」-科学技術振興機構(JST)
・日本ロレアル 「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」
・資生堂 「資生堂 女性研究者 サイエンスグラント」
いずれも、化粧品に関わる分野だけでなく、
広く自然科学全般の研究活動を支援しているとのこと。
理系女子の皆さんは、それぞれチェックしてみてはいかがでしょうか。
また、コスメ好きな皆さんも、
両社がこういう社会貢献・女性支援・科学振興活動を行っていることで、
女性にとって、自分たちにとって、より良い環境や技術などができる手助けになっていることに、
思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
まずロレアルさんの支援活動は、
「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」というものです。
・「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞
」-Wikipedia
第一線で活躍する若手女性科学者を表彰する賞である。
将来を担う若手女性研究者が研究を継続できるよう奨励する目的で、化粧品メーカーの日本ロレアルにより、日本ユネスコの協力のもと2005年11月に創設された。 この賞は、パリに本部をおくロレアルグループとユネスコ本部が1998年より毎年世界規模で展開している共同プロジェクト「ロレアル-ユネスコ女性科学賞」の国内賞にあたる。
受賞資格は、国内で物質科学や生命科学を研究する、大学院博士課程に在籍または進学予定の40歳未満の女性が対象となる。留学生は対象外。
受賞者の発表は9月。生命科学、物質科学の分野からそれぞれ毎年2名程度、計4名程度を選考し、受賞者にはそれぞれ賞状と奨学金100万円が贈られる。
詳しい募集要項などはロレアルさんのサイト
に情報があります。
また、文部科学省をはじめ、いくつかの学会でも情報が載せられていたようです。
・「2009年度 第4回「ロレアルーユネスコ女性科学者 日本奨励賞」
」-文部科学省
・「2009年度 第4回「ロレアル‐ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」募集のお知らせ
」-国立情報学研究所 学協会情報発信サービス
・「2009年度 第4回「ロレアル‐ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」募集のお知らせ
」-日本物理学会
・「2009年度 第4回「ロレアル‐ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」募集のお知らせ
」-日本神経科学学会
日本ユネスコの協力を得てるだけあって、公的機関や学術団体などで広く告知されてるあたり、
ロレアルさんの女性研究者支援活動の知名度や実績が認められてるということでしょうね。
ただ、2009年度の募集は昨日(09年2月28日)締切でした。情報が遅くて恐縮です。
来年度の参考に、2009年度の募集要項から情報を一部引用。
2008/11/17
2009年度「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」募集開始!
日本ロレアル株式会社は、2009年度 第4回「ロレアル‐ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」の募集を開始します。2008年11月17日から2009年2月28日まで、全国の大学や研究機関に対して推薦を募ります。
「ロレアル‐ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」とは
同賞は、ロレアルとユネスコが1998年に創設した世界規模で女性科学者の地位向上を目指す共同プロジェクトの日本版として、2005年に設立されました。日本ロレアルと日本ユネスコ国内委員会との協力のもと、若手女性研究者が国内の教育・研究機関で研究活動を継続できるよう奨励することを目的としており、これまでに12名の女性科学者が受賞しています。
生命科学、物質科学分野の博士課程(後期課程)または、博士課程に進学予定の女性研究者を対象とし、両分野から各2名、計4名の受賞者を選定します。授賞式(2009年半ばに開催予定)にて受賞者を発表し、それぞれ賞状と奨学金100万円を贈呈します。
日本は、欧米と比べても特に、研究者に占める女性の割合が少なく、わずか12.4%にとどまっています。当社は、同賞が科学を志す若い女性にとって励みとなり、活躍の場を広げる一助となるよう、同プロジェクトを企業の社会的責任(CSR)の最優先課題に位置づけ、長期的視野に立って推進していきます。
2008年度の受賞者は、以下の方々・分野・研究内容だったそうです。
理系女子は要チェック・女性科学者を支援するロレアルと資生堂の取り組み。
少し前に、世界最大の化粧品企業グループ・ロレアルさんが主催す
世界レベルで科学の発展に寄与した女性科学者を表彰する賞に、
日本人女性科学者が受賞したという記事がありました。
・「ロレアル―ユネスコ女性科学賞を受賞する小林昭子さん
」-YOMIURI ONLINE(読売新聞)
5大陸からそれぞれ1人を選ぶ国際的な賞。英国やブラジルの科学者らとともに栄誉に浴し、3月、パリで授賞式に臨む。
55歳で東大理学部初の女性教授に。「あきらめず、細々とでも続けることで、働く女性のハンデを克服してきました」。後進に贈る言葉に実感がこもる。徹夜で実験する同僚を横目に、育児のため午後6時には家路についた。助手生活は21年。「科学は男女に隔てなく開かれているけど、女性は仕事を発展させる環境に恵まれない」と話す。
不遇の時代を支えたのは、同じ化学者で「僕らは同盟軍」と言う夫の速男さん(67)。300本以上の共著論文を書き、予算獲得の苦労を分かち合った。食事中も研究の話ばかりで、一人娘がさみしがったこともある。
現在は日大に夫婦共同の研究室を構える。
・「世界の女性科学者の地位向上を目指す、ロレアルの社会貢献活動 2009年度「ロレアルーユネスコ女性科学賞」受賞者5名発表 日本人化学者 小林 昭子氏が受賞!
」-ロレアル プレスリリース(リンクはロレアルサイトトップページ)
・「小林昭子名誉教授のロレアル-ユネスコ女性科学賞受賞
」-東京大学 大学院理学系研究科・理学部
・「[2009年度「ロレアル-ユネスコ女性科学賞」受賞について
」-日本大学文理学部
現職の日大より、元職場で名誉職の東大の方が記事の扱いが大きく内容が多いですね。
この賞は、ロレアルさんが世界的に展開している女性研究者支援活動ですが、
国内でも化粧品企業による女性研究者支援活動があります。
世界最大の化粧品企業・ロレアルさんと、日本最大の化粧品企業・資生堂さんによるもので、
どちらも、科学技術振興機構の男女共同参画関連情報にも掲載されている活動です。
・「男女共同参画関連情報 その他
」-科学技術振興機構(JST)
・日本ロレアル 「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」
・資生堂 「資生堂 女性研究者 サイエンスグラント」
いずれも、化粧品に関わる分野だけでなく、
広く自然科学全般の研究活動を支援しているとのこと。
理系女子の皆さんは、それぞれチェックしてみてはいかがでしょうか。
また、コスメ好きな皆さんも、
両社がこういう社会貢献・女性支援・科学振興活動を行っていることで、
女性にとって、自分たちにとって、より良い環境や技術などができる手助けになっていることに、
思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
まずロレアルさんの支援活動は、
「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」というものです。
・「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞
」-Wikipedia
第一線で活躍する若手女性科学者を表彰する賞である。
将来を担う若手女性研究者が研究を継続できるよう奨励する目的で、化粧品メーカーの日本ロレアルにより、日本ユネスコの協力のもと2005年11月に創設された。 この賞は、パリに本部をおくロレアルグループとユネスコ本部が1998年より毎年世界規模で展開している共同プロジェクト「ロレアル-ユネスコ女性科学賞」の国内賞にあたる。
受賞資格は、国内で物質科学や生命科学を研究する、大学院博士課程に在籍または進学予定の40歳未満の女性が対象となる。留学生は対象外。
受賞者の発表は9月。生命科学、物質科学の分野からそれぞれ毎年2名程度、計4名程度を選考し、受賞者にはそれぞれ賞状と奨学金100万円が贈られる。
詳しい募集要項などはロレアルさんのサイト
に情報があります。
また、文部科学省をはじめ、いくつかの学会でも情報が載せられていたようです。
・「2009年度 第4回「ロレアルーユネスコ女性科学者 日本奨励賞」
」-文部科学省
・「2009年度 第4回「ロレアル‐ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」募集のお知らせ
」-国立情報学研究所 学協会情報発信サービス
・「2009年度 第4回「ロレアル‐ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」募集のお知らせ
」-日本物理学会
・「2009年度 第4回「ロレアル‐ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」募集のお知らせ
」-日本神経科学学会
日本ユネスコの協力を得てるだけあって、公的機関や学術団体などで広く告知されてるあたり、
ロレアルさんの女性研究者支援活動の知名度や実績が認められてるということでしょうね。
ただ、2009年度の募集は昨日(09年2月28日)締切でした。情報が遅くて恐縮です。
来年度の参考に、2009年度の募集要項から情報を一部引用。
2008/11/17
2009年度「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」募集開始!
日本ロレアル株式会社は、2009年度 第4回「ロレアル‐ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」の募集を開始します。2008年11月17日から2009年2月28日まで、全国の大学や研究機関に対して推薦を募ります。
「ロレアル‐ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」とは
同賞は、ロレアルとユネスコが1998年に創設した世界規模で女性科学者の地位向上を目指す共同プロジェクトの日本版として、2005年に設立されました。日本ロレアルと日本ユネスコ国内委員会との協力のもと、若手女性研究者が国内の教育・研究機関で研究活動を継続できるよう奨励することを目的としており、これまでに12名の女性科学者が受賞しています。
生命科学、物質科学分野の博士課程(後期課程)または、博士課程に進学予定の女性研究者を対象とし、両分野から各2名、計4名の受賞者を選定します。授賞式(2009年半ばに開催予定)にて受賞者を発表し、それぞれ賞状と奨学金100万円を贈呈します。
日本は、欧米と比べても特に、研究者に占める女性の割合が少なく、わずか12.4%にとどまっています。当社は、同賞が科学を志す若い女性にとって励みとなり、活躍の場を広げる一助となるよう、同プロジェクトを企業の社会的責任(CSR)の最優先課題に位置づけ、長期的視野に立って推進していきます。
2008年度の受賞者は、以下の方々・分野・研究内容だったそうです。
Posted by ewgbvht2 at 10:37│Comments(0)